自主自立の心が大事やな
昨日、弊社が主催する、
松下幸之助の孫弟子育成塾「伯仲塾」
の講義があったのですが、
その講義前のランチ打ち合わせで、
松下幸之助翁の直弟子にして直近、
そして李登輝台湾元総統の「盟友」と
言えるほどの仲であった江口克彦先生
(元参議院議員・PHP研究所元社長)が、
なぜ自分が松下翁や李登輝元総統
とよく気が合ったのか、
ということについて話をされていました。
一言で言えばそれは、3者とも
自主自立の精神を持っていたことだろう、
ということでした。
江口先生が松下翁の直々の言葉を
書き留めたものの中にも、
「自主自立の心が大事やな」
という言葉があるのですが、
その意味を、
江口先生は下記のように解説します。
何事においても、
他に頼るという思いではいけない。
自主自立の心構えを堅持しなければ、
それは、他者に、常に自分の命運を
預けることになる。
他者がどうなろうとも、自分の足で立つ者が、
最終的に生き残ることができるのである。
松下翁は、国に頼るのではない
松下電器の自主自立にこだわり、
李登輝元総統は、
台湾の自主自立にこだわり、
江口先生は、松下電器に頼るのではない
PHP研究所の自主自立にこだわった、
ということですが、
このことは、
コロナ禍の中を生き残れる経営者と
そうでない経営者の決定的な違いにも
通ずるように思います。
先日のメールで、
コロナの影響を受けない経営者の資質として、
「先見の明」を挙げ、
コロナ自体は誰も予測できなかったこと
であったとしても、
・これからどのような社会変化が起こるか
・今起こっているのが本質的な社会変化なのか、
一過性のブームやトレンドに過ぎないものか
を見極め、
「遠きをはかる」ことができていたならば、
このコロナ禍においても「会社の危機」という
状況になかっただろう、
というお話をし、
それを実際に実現した経営者が実践してきた
ことを下記の動画で公開しましたが、
https://realinsight.co.jp/lp/jippo/2020/lp/
「先見の明」よりも前に必要なのが、
この「自主自立の心構え」です。
このコロナ禍発生時にも、
政府補償に対して他国と比べてどうこう、
などと数多くの批判が飛び交っていましたが、
結局のところ、
自主自立の精神で自ら考え行動せずに
保障だの何だの他人のことをアテに
しているばかりの会社や、
自社の業績悪化を
「コロナのせい」「不景気のせい」
などと外部要因のせいにしている
だけの会社は、
コロナがあってもなくてもどうせ
10年後には生き残れません。
それだけの社会変化が起こることは
元々予測されていたことです。
何度もお伝えしますが、
今回のコロナ禍は、
近い将来起こるはずだったことが、
コロナを引き金をして急速に急激に
起こっただけに過ぎないのですから。
もしあなたが、
今回のコロナ禍を乗り越えるだけでなく、
今後どんな危機が訪れようとも決して
揺るがない経営を実現したいなら、
この「自主自立の心構え」をぜひ意識
されてみてはいかがでしょうか。
「自主自立の心構え」に基づく経営が
具体的にどのようなものであるか、
その実践者が一体何をして、
このコロナ禍でも揺るがない経営を
実現しているのかは、
ぜひ下記の無料動画を参考にして
頂ければと思います。
https://realinsight.co.jp/lp/jippo/2020/lp/
本企画を通して、
一社でも多くの会社をコロナ禍から救い、
今回の危機を乗り越えるのみならず、
今後何が起ころうとも決して揺るがない
「無敵の経営」を実現して頂き、
さらに多くの方の仕事や生活、人生を守り、
幸せにして頂けることを、心より願っています。
それでは、また。
今日もあなたにとって幸多き一日になりますように。
株式会社リアルインサイト
興心舘 王道學講座主宰 鳥内 浩一